子どもに贈りたい本 2冊
・子どもへのプレゼントに本を贈りたい
・どんな本がよいのか悩んでいる
そんなお悩みを抱えている方に、オススメの本を2冊ご紹介したいと思います。
子どもだけでなく大人が読んでも心に響くものがありますので、参考にしてみてください。
注)子どもの年齢は、中学生くらいを想定しています。
[目次]
1 好奇心を”天職”に変える 空想教室
植松努 著|サンクチュアリ出版
この本は、「夢をもつこと」「自分の夢をあきらめないこと」の大切さについて、著者の幼少期の経験をもとに、熱いメッセージが綴られています。
植松さんは、幼少期にとある夢をもち、その夢を実現させるために努力を重ねます。
だけど、学校の勉強とは関係のないことで、成績もイマイチでした。
学校の先生には、
「おまえがやっていることは、将来何の役にも立たない」
「おまえにはどうせ無理だ」
と一蹴されます。
でも、やったこともない人に、「おまえには無理だ」と決めつけられるのはおかしなことです。
この経験から、植松さんは「どうせ無理」という言葉と戦い続けます。
母親に教えてもらった「思いは招く」の言葉を胸に、自分の思い描いた夢を実現するためにロケットの開発に取り組み、数々の失敗を重ねた上に最後には実現させます。
この「どうせ無理」という言葉は、人の可能性を奪う言葉です。
子どもたちには、無限の可能性があります。
私たち大人が子どもの夢を奪うなんてことはあってはなりません。
子どもたちには、この本を読んで、自分の可能性にとことんチャレンジしてもらいたいと考えています。
植松さんのTEDもオススメ!
私が植松努さんを初めて知ったのはYou Tubeでした。
一時期、TEDにハマっていた時に、植松さんの動画を見つけました。
TEDに出る人たちはすごい人たちばかりで、ちょっと食傷気味だったのですが、植松さんのほんわかとした雰囲気に親しみを感じ、箸休め的な感じで軽い気持ちで動画を見てみたのです。
ところが、もう感動の嵐でした。
基本的には本の内容と重複するのですが、コチラの動画もオススメです。
2 ミライの授業
瀧本哲史著|講談社
この本は、19人の世界の偉人のエピソードを紹介しつつ、これからの未来を担う子どもたちへのエールが語られています。
これまでの常識やルールを変え、新しい世界を生み出す人は、どのような思考をもち、どのような行動をしていったのか。
AIやロボットが隆盛する時代に、未来を切り開く力を身につけるはどうしたらよいのか。
そんなヒントが、著者の熱いメッセージとともに散りばめられています。
また、かつて14歳だった私たちにもメッセージが綴られています。
いつのまにか夢を捨て、凝り固まった頭に、一石を投じてくれます。
まとめ
時代が進むにつれて、情報が氾濫し、
夢を見たり、夢の実現させたいという強い欲求が希薄になってきているなと感じることがあります。
「どうせ自分なんて」と考えてしまったら、その先には何もありません。
「夢を思い続ける」ということ、「どうせ無理」という自分や他人の言葉と戦うことが大切です。
また、変化のスピードが早い現代において、子どもたちに求められる能力はますます複雑になっていきます。
本質を見抜く力、自分で正解を導き出す力が求められています。
今回、ご紹介した2冊は、この2つの大切な考え方を学べる本だと思います。
私自身も、子どもたちが成長したら、一緒に読みたいなぁと密かに夢みています。