お片付けできるかな!?「ぱなしくん」
今日は、絵本の紹介です。
「ぱなしくん」(柴田ケイコ絵・作/PHP研究所)
ぱなしくんは、片付けることが苦手な男の子。
おもちゃ出しっぱなし…
お洋服は脱ぎっぱなし…
本は読みっぱなし…
歯磨きの水出しっぱなし…
〇〇しっぱなし、なのでぱなしくんと呼ばれています。
ぱなしくんは、親の言う事などまるで耳に入らず、のほほんとマイペース。
ぜんぜん片付けません…
そんな状況を見かねたお母さん。
ぱなしくんに、「こんなに汚れてたら、ごっちゃおばけがくるよ!」といいます。
ごっちゃおばけは、散らかったものを全部食べてしまうそうなのです。
そんな話もうわの空のぱなしくん。
ここまで読んで、ほんとにうちの息子と同じ!。
親の言うことなんて、三歩歩くと忘れるし、なんなら「わかった!」と返事した瞬間忘れてる。
まぁ、小さい子をもつご家庭は、どこも同じではないでしょうか。
さて、その夜、ぱなしくんの部屋からどこからともなく不思議な音が聞こえてきます…
ぱなしくんのもとに「ごっちゃおばけ」は現れるのでしょうか。
そして、ぱなしくんはお部屋を片付けることができるようになるのでしょうか。
うちの子たちも、この本を読んだ日は、すこーしだけお片付けを頑張ります。
なかなか一筋縄ではいきませんが、ぱなしくんの様子を楽しみながら、率先してお片付けを頑張ってくれることを期待して、何度も読み返している本です。